相撲日和 レーティング研究室

力士レート順位

SELECT BASHO令和八年 七月場所
順位力士EloGlicko-2相撲偏差値推定幅(95%)通算
01大の里西・横綱1枚目/Onosato2298(—)最高 24371908(—)安定74.1(—)同場所・同段±7295%178勝64敗242取組
02豊昇龍東・横綱1枚目/Hoshoryu2350(—)最高 23891906(—)安定73.8(—)同場所・同段±6895%394勝221敗615取組
03安青錦西・関脇2枚目/Aonishiki2305(—)最高 23591887(—)安定71.1(—)同場所・同段±7295%139勝43敗182取組
04霧島東・大関1枚目/Kirishima2338(—)最高 23641871(—)安定68.9(—)同場所・同段±6495%467勝304敗771取組
05若隆景東・関脇2枚目/Wakatakakage2293(—)最高 23081846(—)安定65.3(—)同場所・同段±6595%415勝258敗673取組
06朝乃山東・前頭10枚目/Asanoyama2123(—)最高 23291823(—)安定62.0(—)同場所・同段±7395%420勝204敗624取組
07琴櫻西・大関1枚目/Kotozakura2192(—)最高 23611816(—)安定61.1(—)同場所・同段±6495%443勝299敗742取組
08高安西・前頭7枚目/Takayasu2210(—)最高 23631811(—)安定60.4(—)同場所・同段±6795%816勝612敗1428取組
09義ノ富士東・小結1枚目/Yoshinofuji2221(—)最高 22211804(—)安定59.4(—)同場所・同段±6995%106勝52敗158取組
10大栄翔東・前頭4枚目/Daieisho2179(—)最高 22951792(—)安定57.7(—)同場所・同段±6495%623勝515敗1138取組

計算範囲 1958年三月場所〜令和八年七月場所・全六段/743,402取組・9,048力士

基準Elo 1500・K値 20。Glicko-2は場所単位・初期RD 350。最新場所は取得済み取組までを反映します。

取組データ仕様:Sumo API ↗

SUMO BIYORI RATING LAB

数字で、相撲を
もっと深く。

1958年以降の全取組から、いまの強さ、二人の相性、時代の中での傑出度を読み解きます。やりたいことから、入口を選んでください。

土俵を挟む二人の力士とレート推移を描いた金箔調の図
1958— 全六段・全取組を時系列で再計算

THE TWO NUMBERS

三つのものさしで、強さを見る。

算出設計
01RAW RATING

Elo

1500基準値

勝敗と対戦相手のレート差から、一番ごとに増減する生の強さ。時系列を崩さず、全取組から再計算します。

02CURRENT STRENGTH

Glicko-2

1500初期値・RD 350

強さと推定の不確かさを別々に持つ。休場中は値を決めつけて下げず、復帰後の結果へ速く反応します。

03ERA ADJUSTED

相撲偏差値

50同場所・同段平均

Glicko-2を同じ場所・同じ段の分布で標準化。番付層の違いを混ぜず、同時代での傑出度を見ます。

全取組Eloで基準線Glicko-2でレートと推定幅同場所・同段で相撲偏差値
算法を詳しく読む ↓

RATING RESEARCH NOTE

予想に強い数字と、歴史を語る数字は違う。

算法解説
一つの万能レートは作らない。

順位の基準、現在のGlicko-2、一番の勝機、同時代での傑出度。それぞれに適した計算を使い、数字の役割を混ぜないのが相撲日和の方針です。

01公開中
BASELINE

Elo

一番ごとの勝敗と相手の強さから更新する、説明しやすい基準線。

02公開中
CURRENT RATING

Glicko-2

現在の強さに、どれほど確かな推定かを示すRDを添えた値。

03検証公開
MATCH FORECAST

勝機

Glicko-2のレート差と、強く縮めた直接対戦相性から出す一番ごとの予想勝率。

04歴代実験公開
ERA SCORE

相撲偏差値

同じ場所・同じ段の中で、どれほど傑出しているかを50基準で表す。

壱 ELO / BASELINE

まず、誰に勝ったかを数える。

Eloは、格上に勝てば大きく上がり、格下に負ければ大きく下がる仕組みです。相撲日和では全力士を1500から始め、取組順にK値20で更新しています。

次のElo=現在Elo+20 ×(実際の勝敗 − 事前の期待勝率)
技術的な説明と前提

表示用Eloは説明可能性を優先した固定K方式です。予測専用モデルとは分け、今後モデルが変わっても基準線として残します。

弐 GLICKO-2 / CURRENT STRENGTH

「強さ」と「まだ分からない」を分ける。

Glicko-2では、各力士がレートだけでなく、推定幅を表すRDと、変化しやすさを表すvolatilityを持ちます。初期値は1500、RD 350、volatility 0.06です。

休場しても平均値を自動で下げず、RDだけを広げます。復帰後の結果が予想外なら、新しい実力へ速く追従します。関取の一場所15番と相性がよく、幕下以下の7番では参考幅を必ず併記します。

Glicko-2 1740±推定幅 86=「中心は1740、まだ幅がある」
原典とパラメータ

場所を一つのrating periodとして全取組をまとめて更新し、τは0.5。最新の途中場所は取得済み取組を暫定periodとして再計算します。

Glicko-2 paper ↗

参 DOHYO FORECAST / MATCH PROBABILITY

勝機は、順位表とは別に計算する。

現在・次の取組では、両力士のGlicko-2レート差を勝率へ変換し、過去の直接対戦が十分ある場合だけ相性を少し加えます。対戦1回の1勝0敗を「相性100%」とは扱わず、8番分の事前値で強く縮めます。

勝機=Glicko-2レート差+縮小した直接対戦残差

2020年以降の予測成績・較正を見る →

相性補正の中身

各直接対戦で「実際の結果 − 当時のElo期待値」を合計し、対戦数+8で割った残差だけを使用します。相撲に相性が存在しても、再戦数が少ない組合せでは補正をほぼゼロへ戻します。

Pairwise-Elo rating system ↗

肆 SUMO HENSACHI / ERA SCORE

同じ場所、同じ段での傑出度を見る。

相撲偏差値はGlicko-2を、同じ場所・同じ段に在籍する力士の平均と標準偏差で変換します。全六段を一緒にせず、幕内は幕内、幕下は幕下の中で比較します。

相撲偏差値=50 + 10 ×(Glicko-2 − 段内平均)÷ 段内標準偏差

伍 ACROSS ERAS / HISTORY MODE

「強さ」と「支配した度合い」を分ける。

過去場所へ切り替えると、その時点のElo・Glicko-2・相撲偏差値を見られます。異なる時代の比較では、一場所の最高値だけでなく、ベスト6場所平均と高水準を維持した期間を組み合わせる設計です。

将来は、重なり合う現役期間を橋にして全履歴を平滑化する歴代補正レートを別枠で公開します。未来の実績を過去へ反映するため、ライブ予想とは混ぜません。

1958年以降の歴代指数・実験版を見る →

歴史モデルの候補

TrueSkill Through TimeやWhole-History Ratingを参考にし、年齢曲線、休場中の不確実性、世代間の橋を検証します。

TrueSkill Through Time ↗

陸 VALIDATION / LIMITS

当たったかどうかも、公開する。

モデルは過去から未来へ順番に検証し、未来の取組を学習へ混ぜません。正解率だけでなく、log loss、Brierスコア、そして「70%予想が本当に約70%勝つか」という較正を重視します。

新人、昇進直後、休場明け、段位別、再戦数別に成績を分け、改善しない特徴は追加しません。現在のデータには休場理由がないため、全力士一律の休場ペナルティは使用していません。

単純さ+時系列検証+推定幅=信頼できる数字